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ニュージーランドの大自然と国立公園の魅力



国立公園の総面積は東京の約15倍の広さ


ニュージーランドを訪れる多くの人たちが手つかずのまま残っている大自然、まるで絵葉書のような絶景の数々に感動しています。こうしたニュージーランドの大自然を満喫したいなら、ぜひ国立公園を訪れてみましょう。ニュージーランドには全部で14の国立公園があり、その内のトンガリロ国立公園、フィヨルドランド国立公園、アオラキ/マウント・クック国立公園、ウエストランド・タイ・ポウティニ国立公園、マウント・アスパイアリング国立公園の5つがユネスコの世界遺産に登録されています。これらの国立公園には太古の昔から変わらぬ美しい自然、多様な動植物を育む生態系が残されています。ニュージーランドの国立公園の総面積は3万平方キロメートル以上、なんと東京都の総面積の約15倍にも上ります。

今回はウィルダネス・バレーマヌカハニーの産地であるルアティティのすぐ隣りにあるトンガリロ国立公園をご紹介します。



『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台となったニュージーランド最古の国立公園


トンガリロ国立公園はニュージーランドで初めて出来た国立公園です。1887年、当時のマオリ族の首長が自分たちの聖地をヨーロッパ人の侵略から守るため、国立公園とすることを条件に、ニュージーランド政府に2,630ヘクタールの土地を寄付したことが、トンガリロ国立公園の成立の始まりです。そして、1894年にトンガリロ国立公園法が可決され、ニュージーランド第一号の国立公園が誕生しました。その後、何度か公園は拡張され、現在の総面積は東京23区の総面積よりも広い795平方キロメートルにも及びます。この国立公園は世界で6番目に古い国立公園でもあります。 映画『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地としても有名なトンガリロ国立公園はオークランドから南に約330キロメートル、ウェリントンから北320キロメートルの場所に位置します。北島の最高峰であるルアペフ山(2,797 m)、富士山に似た円錐形の山稜のナウルホエ山(2,291 m)、エメラルド色に輝く火山湖があるトンガリロ山(1,967 m)の三峰は、マオリ族に古くから伝わる聖地です。マオリ族の聖地である文化的価値から、1993年には文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えている事を評価され、世界複合遺産としても認定されました。これは世界遺産となった文化的景観の第一号でもあります。



多種多様な動植物の宝庫。トレッキングやスキーも楽しめるトンガリロ


ルアペフ山、ナウルホエ山は、今も火山活動を続けており、地球の息吹、ダイナミックな自然のエネルギーを感じることができます。トンガリロ国立公園は、その広大なエリアの中に、異なる高度、降水量や温度などの気候、更に火山の噴火の影響もあって、多種多様な植物が繁殖しています。また、公園内にはキウイや6種類の絶滅危惧種を含む56種類もの野鳥が生息しています。

トンガリロ国立公園では、夏にはトレッキング、冬にはスキーが楽しめます。トレッキングコースで有名なのは「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」。片道約8時間のコースは、溶岩流の跡や、エメラルド色の火山湖など幻想的な景色が見られます。長距離に自信のない方にはショートコースのタラナキ滝コースがおすすめです。



トンガリロ国立公園に隣接するルアティティで採取されるマヌカハニー

こうした人類の宝のような貴重な自然環境を擁するトンガリロ国立公園のすぐ側にあるルアティティで、ウィルダネス・バレーのマヌカハニーが育まれています。ウィルダネス・バレーの森にはトンガリロ国立公園同様、多くの野生の動植物が息づいています。私たちは毎年、1万本以上のマヌカを植樹することにより、みつばちが他の虫や鳥たちの分まで花の蜜を取りすぎてしまわないように気を配っています。私たちは全ての生き物が共生できる持続可能な自然環境を目指し、環境に負荷をかけないマヌカハニー作りに努めています。


 

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